認定看護師と専門看護師


認定看護師

看護師といっても、実は意外にも多種多様となっています。その中には、認定看護師という方がいらっしゃいます。実際に、看護師のお仕事をしている方であれば、ご存知だと思います。
この認定看護師は、日本看護協会が認定作業を行っています。認定看護師になるには、特定の分野で、秀でる能力があるという方にのみに、おくられるものとなります。そのため、認定看護師の方は経験豊富で、熟練した技術を持っていることになります。そう考えると、認定看護師の方は看護師と比べると、かなりレベルの高い技術を持っている方ということになりますね。
この認定看護師になった場合には、通常の業務の他に、一緒に医療業務を行っている人の管理を行うことになります。更に、患者さんの相談や患者さんのご家族の相談にのることもあります。また、一緒にお仕事を行っている看護師などの、仕事上における悩みやストレスなどのカウンセリングも、認定看護師のお仕事となります。こういった業務を任せられているというのは、それだけ認定看護師が信頼され、能力をかわれているということではないでしょうか。
看護師として働いているという方の中には、いつかは認定看護師に…と思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。認定看護師が増えるということは、それだけ能力の高い看護師の方が増えるということですから、患者さんにとっては嬉しいこと。ぜひ、認定看護師を目指して日々のお仕事に励んでくださいね。

専門看護師

看護師と一言でいっても、種類が様々ありますよね。それだけ、看護師のお仕事は奥が深いということではないでしょうか。
看護師の中には、専門看護師という方がいらっしゃいます。専門看護師の方は、日本看護協会専門看護師認定試験に合格しており、更に専門看護分野での秀でた実績能力があると認められた方ということになります。2011年8月の段階では、全国にこの専門看護師の方は612人となっています。専門看護師に認定された場合、認定書が交付されることになります。この認定書は、永久的に効力があるわけではなく、看護としての質がおちないために、5年毎に更新審査を行うことになります。そのため、一度認定を受けたからといって、気は抜けないということ。一日、一日の実績が大切ということになります。
この専門看護師の認定を受けた方は、一緒にお仕事をしている方々のケアを行うことになります。また、患者さんへの円滑なケアが行えるように、保険医療福祉の方々コーディネートを行うことになります。患者さんのケアはもちろん、ご家族の相談なども行うことになります。そして、看護活動や看護師コンサルタントを行うことができます。
専門看護師の認定は、看護師としてはステータスともいえるかもしれませんね。5年毎に更新審査が行われることから、常に努力していく必要もあります。看護師として働いている方にとっては、いつかは目指したいと思われている方も多いのではないでしょうか。